MESSAGE FROM PRESIDENT TOPからのメッセージ これからを担う皆さんへ 代表取締役社長 加留部 淳

「変化の時代の中で」

BRICSをはじめとした新興国の台頭、
70億人にまで達した世界人口の増加、
先進国の少子高齢化、新エネルギーへの移行など、
今、世界は大きな変化の時代に突入しています。

また、世界にまたがるサプライチェーンを通して、一国、一地域の変化が世界に伝播するなど、
世界は近く、そして密接にかかわり合っています。
今後、どのような変化が生じるのか、それをすべて見通すことは難しいですが、
『変化を恐れず、対応できるものこそが、生き残っていくのだ』と私は強く感じています。

「当社が描くビジョン」

「当社が描くビジョン」

当社は2011年4月に、この先、10年を見据えた
「GLOBAL 2020 VISION」を策定しました。
私はこのビジョンを
「雪だるま型からミッキーマウス型」へと紹介していますが、
従来の自動車、自動車以外という
事業分野による枠組みを進化させ、
次代の自動車の進化に貢献するモビリティ分野、
地球課題の解決に貢献するアース&リソース分野、
生活環境の向上に貢献するライフ&コミュニティ分野という、
従来追及してきた自動車以外の第2、第3の柱事業を
育成・強化する枠組みに再編成しました。

これからの時代、取扱商品によるビジネスを越えて、
もっと大きな視点から、この国の未来をどう考え、
生きる人々の幸せをどう実現するかなど、
モデルを描いていくことが強く求められるはずです。

私たち、豊田通商は「GLOBAL 2020 VISION」を基に、
本当に未来を考え、生み出す—
そのような真の人間の営みあふれる企業へ、
一歩、一歩、進んでいきたいと思っています。

Global 2020 Visionの概念図

「私がお伝えしたい 豊田通商、2つの独自性」

「私がお伝えしたい 豊田通商、2つの独自性」

ここで、豊田通商とはどのような会社なのかについて、
私から二つほど、お伝えできればと思います。

一つは、「現場に強い商社員」が多いこと。
ほかの総合商社が行っている事業投資と
当社の事業投資は違うとよく言われますが、
私自身、単純に物を右から左に動かして、
口銭を抜くようなビジネスや
売却を見据えた事業への投資をするつもりはありません。
社員自らが汗を流し、本当にその事業を成長させる
実業を行い、その中で価値を生み出し、リターンを得ていく。
それが豊田通商のビジネスです。
だからこそ、働く社員一人一人は、
「現場に強い商社員」でなければなりません。
実業こそが、社会の発展に貢献できると私たちは信じています。

そして、二つ目は、年齢、性別、人種などにとらわれない
公平でフェアな人事だということ。
その一つの表れが、役員の出身大学かもしれません。
42名の役員の出身大学は、
19校と7大商社で最も多い数字となっています。
私自身、ここで断言しますが、年を取っているとか、
どこの大学を出たとか関係ない、
当社はそういう会社でなくてはならないと強く思っています。
「現場に強い商社員」が、学閥や派閥に関係なく、
「志」で語り合え、「能力」が正当に評価される企業、
それが豊田通商といえるのです。

「これから入社する学生に期待すること」

「これから入社する学生に期待すること」

「現地 現物 現実」、「商魂」と共に、
豊田通商グループウェイとして当社が掲げていることがあります。
それは、「チームパワー」。
個人の力を磨くことは当然、
当社では部署をまたいでプロジェクトを組むケースも多く、
さまざまな人間がかかわるプロジェクトほど
チームパワーが大切になると私たちは考えています。
そして、そのチームパワーの源となるのは、
一人一人の「志」にほかなりません。
個人の「志」と「志」が共鳴し、ケミストリーを生み出すことで、
3+3=6ではなく、3×3=9になることもあるのです。
「志」を携えた皆さんが、
豊田通商というフィールドでチームパワーを発揮し、
未来を拓いていくことを私は心から期待しています。

 

(※このインタビューの内容に関しましては2011年11月取材時のものです)

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