社員INTERVIEW

自動車販売店事業HE HUANG[2012年入社]黄 河自動車販売店事業HE HUANG[2012年入社]黄 河
自動車販売店事業黄 河HE HUANG[2012年入社]
Born in CHINA

今までの経歴を教えてください今までの経歴を教えてください

大学院でガンの薬の研究に取り組んでいた私は、「人の役に立ちたい、国家レベルのビジネスに関わりたい」と考え、総合商社を志望しました。そして、商社の中でも若く、挑戦できるフィールドと感じた豊田通商に入社。以来、石油・新燃料プロジェクト部で原油のトレーディングを担当し、主に中東原油・アジア原油のアジア向け販売を担ってきました。欧州の顧客向けアフリカ原油の販売をきっかけに、2016年に半年間ロンドンに出張。その後、8年目になり、2017年4月からロンドンの駐在員としてToyota Tsusho Petroleum Pte. Ltd.に出向。原油担当として初めてのロンドン駐在です。

現在のお仕事を教えてください現在のお仕事を教えてください

フランスの大手商社CFAOとの合併を契機に、豊田通商の原油ビジネスは近年大きな広がりを見せています。今まで中東とのビジネスがメインでしたが、アフリカ原油という新たな挑戦を行っています。その中で、私はアフリカ原油トレーディングの中心地であるロンドンで、原油をアフリカから調達し、アジア・欧州へ販売しています。生産者である石油権益保持者、需要家である製油所、石油メジャー、金融機関などの各種プレイヤーが有する最前線の情報を常に入手し、ダイナミックに動く原油マーケットの先行きを見据えつつビジネスを動かしています。

現在のお仕事を教えてください

海外で仕事をする大変さは?海外で仕事をする大変さは?

豊田通商では原油担当としてロンドンに駐在しているのが私一人のため、相談する上司や同僚が近くにいないことです。自らの力で挑戦でき、ビジネスを形づくっていける、というやりがいがある一方、日本やシンガポールなどに駐在しているチームメンバーを動かしていくことは大変です。人を動かしていくためには、若手であっても、「何がやりたいのか」を明確に発信し、その実現のために、「誰にどう動いてもらえばいいのか」を考えることが欠かせません。一人称で挑んでいく社員をサポートする風土が息づく中で、日々懸命に前進し続けています。

印象に残っているエピソードは?印象に残っているエピソードは?

イタリアの顧客に初アプローチをした時のことです。原油の知識を詰め込み、勢い込んで訪れた私に先方は「まあ、エスプレッソを飲みなさいよ」と言うばかり。製油所の評価といった大切なことは、一切聞くことができませんでした。その後も、諦めてはいけないとの思いで、通う日々。何度も訪問する中で徐々にお互いのプライベートの話もするようになり、「日本人の友達」とまで言ってもらえるまでに。ようやく、自然に原油の話題が会話にのぼるようになりました。交渉を経て、初成約に至ったときのうれしさは今でも忘れられません。個人と個人の関係が、会社と会社、そして、時には、国と国とのつながりに発展するのだと実感した出来事です。

印象に残っているエピソードは?

仕事の面白さは?仕事の面白さは?

豊田通商が行う石油ビジネスは、一人が担当する範囲が広く、何でもやれる面白さがあると感じています。エリア軸や商品軸を越えて、私自身、挑戦しよう、開拓しようと取り組む時に、今まで上司から「ダメだ」と言われたことは一度もありません。原油担当ですが、重油の話が出ればそのビジネスを形づくることもできます。自らの意志で訪問した国も21カ国におよびます。ビジネスの芽を自ら探し、形にしていく面白さ、若手のうちからチャレンジしていける面白さが、豊田通商にはあふれていると思います。

ご自身のビジョンを教えてくださいご自身のビジョンを教えてください

入社当時の志を、これから実現したいと考えています。例えば、原油購入という形で触れるアフリカの国々はさまざまな課題を抱えています。ガスという資源があってもそれを燃料として発電するインフラが足りないため、電力不足に陥っている国もありました。そのような国に、本部間の垣根を越えて、豊田通商がチームとして何ができるのかを考え、未来の絵を描いていきたい。幅広い事業を有し、挑戦していく風土を持つ、豊田通商で働くからこそ実現できる未来があると私は思っています。

ご自身のビジョンを教えてください

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※所属部署及び内容は取材時のものです。