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若手社員座談会 TALK SESSION 02若手社員座談会 TALK SESSION 02

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#2 忘れられないエピソード#2 忘れられないエピソード

佐々木さんから教わったことはたくさんありますが、中でも忘れられないエピソードがあります。まだ入社して間もない頃、メキシコ出張中の佐々木さんから、仕入先へ注文書を送るように指示されたのですが、客先から入手した当社宛ての資料を間違ってそのまま送ってしまいました。
佐々木
僕もよく覚えているよ(笑)。
メールを送った瞬間に、見慣れない番号から着信があり、電話に出てみると佐々木さんで。まだメキシコは早朝のはずだったんですけど、本当に私の一挙手一投足を見てくれているんだと実感しました。
佐々木
私も印象に残っていることがあります。森さんが入社してから約半年が経過した頃だったかな、私が出張に出かける前日の18時頃に、担当するパキスタンの現場から生産ラインがストップする緊急事態発生の連絡が入った。私は対応できない状況だったので、全ての対応を森さんにお願いしたことがあったよね。
はい、「よろしく!」と言って出て行かれたのをよく覚えています(笑)。全く取り扱ったことのないパキスタン案件を引き受け、現場とやり取りしました。プレスマシンの心臓部とも言える設備の故障が原因ということが分かり、代替品の手配や決済手法、輸送を空輸にするか船便にするかの調整など、さまざまな問題が絡み合う中で各方面と折衝を重ね、なんとか最短で対応を行うことができました。
佐々木
初めての経験で大変だったと思うけれど、いざとなればオフィスには経験豊富なグループメンバーもいるし、何より当時の森さんなら十分対応できると思っていたよ。
そうだったんですね。実は、その後、当時現地で対応されていた駐在員の方が帰国される際に、「あの時は本当に助かったよ」と、感謝のメールと電話をいただいたんです。こうして信頼関係は築かれていくことを知りました。
佐々木
そうした失敗も成功も含めて、経験を積んでいくことが森さんの成長につながっていったのだと思います。そして、OJTリーダーの私だけでなく、グループメンバー全員で森さんが成長できるよう、サポートしていました。
はい。本当に、「会社の資産=人」という社風が社員一人一人に根付いていることを実感しました。同期たちと会話をする際も、OJTリーダーに限らず、豊田通商の先輩は本気で自分たちを育てようとしてくれていることを感じることができます。
佐々木
OJTリーダーや先輩たちに教えられ、成長できたおかげで今があると感じている社員は、次の世代にもきちんと伝えていこうという意志を持つ。これが会社として連綿と受け継がれているチャレンジスピリットの源になっているように感じます。

※所属部署及び内容は取材時のものです。