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若手社員座談会 TALK SESSION 02若手社員座談会 TALK SESSION 02

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#1 入社動機について#1 入社動機について

改めてプロフィールを見ると、僕と佐々木さんは10年も離れているんですね。今までお聞きしたことがなかったのですが、佐々木さんはどうして豊田通商に入社されたんですか?
佐々木
私の入社当時、豊田通商はトーメンと合弁したばかりで、商社の中でも、会社と一緒に自分も成長していけるという思いを持ったんだ。当時の「君とつくる、総合商社。」というスローガンが、自分が会社に期待する思いにぴったりだと思った。
実際に働いてみてどうでしたか?
佐々木
若手のうちからどんどん現場に出させてもらったね。5年目には北米の機械エンジニア会社に出向しました。出向中は、自動車のプレスライン据付の現場に昼夜問わず3カ月張り付いて、エンジニアの皆さんと肩を寄せ合ってプロジェクトマネジメントスキルを学ぶ機会があり、想像以上に裁量が大きかった。同時に、会社としても次々と新しい事業フィールドに打ち出していて、入社前にイメージしていた通りだったよ。忙しかったけれども、常に挑戦してきた日々だったと思います。
今、大きなプロジェクトをスピーディーに進めている佐々木さんにもそんな過去があったんですね。
佐々木
森さんが入社した時も、大型プロジェクト受注に向けての出張が多く、あの年は1年間のうち半年ぐらいは海外で、森さんの初出社日も不在だったんだよね。OJTリーダーでありながら一緒にいられないこともあり、こちらこそ迷惑をかけたね。
迷惑だなんてとんでもないです。初出社日のことはよく覚えています。配属が決まって緊張してオフィスに行ったら、OJTリーダーが出張で不在と聞いて、これはハードな部署に来たなと(笑)。一気に気持ちが引き締まりました。
佐々木
そんなスタートだったけれども、1年間という限られたOJT期間の中で、業務の一部だけをお願いするのではなく、案件の全体感を理解できるように指導する。かつ、なるべく自分で考えて行動してもらうことを意識していました。もっと教えて欲しいと思うこともあったかもしれませんが、自分で考えることの大切さを理解してもらいたかった。
はい。本当に、入社して間もない時期から展示会や船積み現場への出張など、日本全国のさまざまな現場に行かせてもらい、1年目なのにこんなに任せてもらえるのかと最初は驚きました。でも振り返ってみると、自らが主担当としてたくさんの現場を経験させてもらったおかげで、現場での立ち回りや自分に求められていることを肌で感じることができました。
佐々木
失敗して苦しいこともたくさんあったはず。
はい(笑)。でも、失敗した時は佐々木さんをはじめ、先輩社員の皆さんが必ずサポートしてくれたので、「安心して」というのは変ですが、失敗を恐れず仕事に取り組むことができました。また、ミスが発生した際は何が原因かを一緒に考え、同じ過ちを繰り返さないようにフィードバックしてもらえたことがとても心強かったです。
佐々木
風通しが良くて、何にでもチャレンジできる風土がある、というのは昔から変わらない豊田通商の伝統だからね。
はい。でも、だからといって何度も同じ失敗をしていては周囲の方に迷惑ですし、負担にもなってしまいますので、新人として、一度失敗したことは二度としない、ということを常に意識して働いていました。
佐々木
入社してから現在まで、森さんは絶対に同じミスは繰り返さない。だからこそ、私たちもどんどん任せようと思えるし、一緒に働く仲間やお客さんからの信頼にもつながっているのだと感じます。
自分で考えて、動いて、何かあればすぐに指導をしていただける。本当に濃く、想像以上に成長できた1年でした。

※所属部署及び内容は取材時のものです。