社員INTERVIEW

会計・財務・リスクマネジメント平松 暦REKI HIRAMATSU[2019年入社]会計・財務・リスクマネジメント平松 暦REKI HIRAMATSU[2019年入社]
会計・財務・リスクマネジメント平松 暦REKI HIRAMATSU[2019年入社]
from BELGIUM/Zaventem

Q1 入社動機を教えてくださいQ1 入社動機を教えてください

大学時代のアメリカ交換留学中、日本の製品に対する高い評価を直接聞く機会が多く、日本企業へのリスペクトを感じた一方で、まだ広く知られていない日本の製品が多いことにも気づきました。素晴らしい製品がたくさんあるのに、それが知られていないことはもったいないことですし、適切な形で広めることができれば世界をより豊かにできると考えました。そこで、商材やサービスを広める支援ができる総合商社を志望し、その中でも愛知県で生まれ育ったことや、海外で日本車が高く評価されていたという経験から自動車ビジネスに強い土台を持つ豊田通商に入社しました。実際に入社してみると自動車だけでなく、多種多様なビジネスを世界各国で展開しており、新たなビジネスを開拓していく熱意や挑戦するマインドを実感しました。

今までの経歴を教えてください

Q2 今までの経歴をお教えくださいQ2 今までの経歴をお教えください

入社後、コーポレート部門 営業経理部に配属され、最初の2年間は機械・エネルギープラントプロジェクト本部担当として、その後の2年間はアフリカ本部担当として、様々なビジネスに関わる売上の計上や経費などの会計・税務処理の支援に従事しました。その他にも投融資案件の精査や子会社連結決算の支援を経て、会計の基礎を固めていきました。
現在は豊田通商ヨーロッパで実習生として、会計・税務だけでなく、財務・リスクマネジメントなど全社的な視点から業務を遂行する貴重な経験の機会を頂いています。主な業務として、豊田通商ヨーロッパ各本部の利益計画と実績との差異分析や欧州の日系金融機関との情報交換の場に同席させて頂き、欧州の経済状況を把握したり、日本本社向けの連結決算報告サポートを行っています。

今までの経歴をお教えください

Q3 海外で仕事をする大変さは?Q3 海外で仕事をする大変さは?

EUではCSRD(企業サステナビリティ報告指令)という新たな法令が導入され、EU域内で事業を行う企業は自社のサステナビリティに関する取り組みの開示が義務づけられます。当社も各部署が一丸となって情報をまとめていますが、欧州各国ごとの要件が定まっておらず、手探りながらも開示に向け進めているところです。将来的には同じことが日本でも求められることが予想されますので、ヨーロッパでの経験を日本に持ち帰ることも私の役割の一つだと思っています。

Q4 印象に残っているエピソードは?Q4 印象に残っているエピソードは?

トルコが大幅な通貨安に直面し、豊田通商ヨーロッパとして多額の為替差損が発生しました。なぜこのようなことが起こってしまったのか、その原因を確認すべくトルコ支店へ向かいました。出張前には仮説検証を行い、その結果を支店とも共有していたのですが、実際に現地社員と膝を突き合わせてみるとどうしても話が噛み合わない。そこからビジネスの動きを一つ一つ確認しながら対話していくと、お互いに自国の会計処理の基準を前提にしていたことがわかりました。私自身もトルコ特有の制度に基づく独特なビジネスモデルや会計システムの前提知識が不足していたこともあり、お互いの不明点を丸一日かけながら全て一つずつ地道につぶしていくことで共通認識を醸成していきました。現地社員も真摯に対話してくれたことで、ヒューマンエラーではなくそもそも構造上に問題があるということが理解出来ましたし、私も妥協せずに追及できたことで、信頼関係の構築にもつながったと実感しています。

印象に残っているエピソードは?

Q5 仕事の面白さは?Q5 仕事の面白さは?

営業経理部はコーポレート部門の中でも営業部と距離が非常に近い部署なので日常的なコミュニケーションが多く、営業部と協力しながらベストを尽くしてビジネスを進めていける環境にやりがいを感じています。担当する営業本部やそこで取り組んでいるビジネスに応じて、収益の会計処理や検討すべき税務リスクが大きく異なるので、多種多様なビジネスに携わりながら、会計・税務などの専門性を高めていけると同時に、ジェネラリスト的な幅広い知識も身につけることができるのがこの仕事の面白さだと思っています。

Q6 ご自身のビジョンを教えてくださいQ6 ご自身のビジョンを教えてください

ESGやサステナビリティの最前線である欧州での業務を通じて、今後環境問題への意識の高まりは更に加速していくことを実感しています。適切なリスク管理、会計・税務処理による健全な財務体質のもと、コンプライアンスを遵守しながら推進できるよう、より専門性を高めていくことが重要だと感じています。
また、AIをはじめ新たな技術やツールを迅速にキャッチアップしながら、業務効率化にも注力していきたいです。組織全体がより効率的になることで、私自身も営業部に対して今まで以上に付加価値の高いコーポレート機能を提案できるよう成長していきたいと思っています。

ご自身のビジョンを教えてください

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※所属部署及び内容は取材時のものです。