- 佐川
- 未来へ向けた想いについてみんなで語れればと思います。私は海外駐在を経験したいと思っています。研修生とは立場も異なり、期間も長くなるので、苦労も含めまた違った発見があるはず。そこで得た視点は必ず役立つと思っているので、早く経験したいです。
- 松尾
- 具体的に、どの国でどのようなビジネスなどはありますか?
- 佐川
- できれば、これまで経験を積んできた中国に駐在したいと思っています。現地メーカーの技術力も高まってきている中、コネクションを広げ、新しいサプライチェーン構築や新技術のビジネスに取り組みたいです。関さんはいかがですか?
- 関
- 今担当しているアンゴラは、ナイジェリアに次ぐアフリカ最大の産油国の1つですが、原油価格に国内経済が左右されるという課題があります。今回の港湾プロジェクトにより、内戦でストップしていた鉄鉱石輸出の再開や、隣国に依存していた輸出入を自国で行うことによる経済活性化や産業多角化、現地での雇用創出が期待されています。若手のうちから一国を相手にビジネスに取り組めるチャンスは早々ないと思うので、しっかりと対話を重ねて、国づくり・未来づくりに貢献できるビジネスをつくっていきたいと思います。
- 川嶋
- 私は、中古車事業を軌道に乗せることが目標です。まだ立ち上げ段階ですが、今後さらに多くの国で展開し、アフリカ全土でサービスネットワークを構築していきたいです。また、デジタル活用などの新たな領域にもチャレンジし、自分自身のキャリアの幅も広げていきたいと考えています。
- 関
- 入社動機だったアフリカビジネスに携わってみて、どうですか?
- 川嶋
- 現在アフリカの新車マーケットは上位10%の富裕層がターゲットになっており、メインは中古車マーケットです。しかしそこには、有象無象の業者が非正規の劣悪な部品を使っている現状があります。信頼できて良品廉価な部品でサービスを提供していくことにより、お客さまの安全や安心を守り、そしてアフリカの発展に貢献していけると考えています。中古車に品質を期待している層も増えているので、人々の暮らしに寄与できるビジネスをつくり上げ、アフリカと共に成長していきたいです。
- 松尾
- 私も現在取り組んでいる半導体単体ではなくパッケージ化したシステム提案をビジネスとして収益化し、軌道にのせることが目の前の目標です。もっと先の未来としては、海外での駐在経験を積みたいと思っています。
- 関
- 皆、それぞれの熱い志を感じました。中国での新規事業の獲得や半導体の新ビジネスモデル構築、アフリカのプラントビジネス、そして中古車販売ビジネスと、この4人が取り組んだビジネスが将来的に繋がっていくと良いですね!
- 佐川
- そんな未来もあるかもしれないね。お互いに、それぞれの持ち場で挑戦を続け、これからも成長しつづけていきましょう!
※所属部署及び内容は取材時のものです。