社員INTERVIEW

自動車販売店事業HE HUANG[2012年入社]黄 河自動車販売店事業HE HUANG[2012年入社]黄 河
自動車販売店事業黄 河HE HUANG[2012年入社]
Born in CHINA

今までの経歴を教えてください今までの経歴を教えてください

入社後、化学品・エレクトロニクス本部(現サーキュラーエコノミー本部)の機能原料部洗剤原料グループへ配属。入社当初から貿易実務はもちろん、海外営業における顧客との交渉やサプライヤーとの戦略構築など幅広く任せてもらいました。洗剤原料の製造・販売から、最終製品である洗剤・柔軟剤やボディソープの販路拡大といった消費者に近いところまで関わり、バリューチェーンの川上から川下までを商社機能で支える経験ができました。その後、グループ会社の消費財メーカーに1年間出向し、最終製品の販売を日本・海外向けともに経験。4年目からは、Toyota Tsusho America, Inc.のデトロイト支店に実習生として赴任しています。

現在のお仕事を教えてください現在のお仕事を教えてください

北米及び中南米のマーケットにおいて、主に高吸水性樹脂の営業を担当しています。高吸水性樹脂は、おむつなどの衛生製品に使用されるもの。新興国の発展に伴い、その使用量は急速に拡大しています。また、一言でおむつといっても国や地域でそのニーズは大きく異なります。新興国では1日中同じおむつを履く傾向があるため耐久性が求められますが、先進国では1日に5回以上履き替えるため、履き心地が重視されます。さらに現在、アメリカではオーガニックなどの高付加価値製品がトレンドです。それぞれにおいて求められる機能が変化してくるため、サプライヤーの研究者とともに、開発からともに取り組み、ニーズに合わせた提案を行っています。
また、素材供給だけではない新たな商品提案にも取り組むなど、各サプライヤーと連携を進めています。

現在のお仕事を教えてください

海外で仕事をする大変さは?海外で仕事をする大変さは?

文化と商習慣が異なる中、特に先入観にとらわれずに行動し続けることが大切であり、大変なことだと思います。例えば、米国はビジネスに対して合理的と思われがちだと言います。確かにその側面はありますが、それは前提に信頼関係があってこそ。だからこそ私が心がけていることは、とにかく会いに行くこと、現場に行くことです。1年前、1カ月前、1日前の情報より今日。顧客の今のニーズに寄り添い、良い提案を続けることで、信頼関係を構築したいと考えています。合理的だというステレオタイプにとらわれず、現場を大事にして、相手と向き合うこと、そこから全てが始まると思います。

印象に残っているエピソードは?印象に残っているエピソードは?

消費財メーカーに出向した時のことです。グループ会社の消費財メーカーで営業を経験し、多くの関係先がいる中で、原材料が最終製品となり消費者の手に届くまでの幅広い過程を、自分で経験し、現場を知ることができました。私が消費財メーカーで最終製品を販売することは、当メーカーはもちろん、内容物の原料メーカーや包装メーカーなど各関係先への貢献にもなります。最終製品に至るまでに関わったさまざまな人々の汗と想いを背負う意気込みで、懸命に販売に取り組みました。その中でもベトナム向けの新規ビジネス開拓は強く心に残っています。商品の設計から、物流の仕組み、そしてパッケージのデザインや宣伝まで含めた提案を行い、結果、取引が実現した時には、川上から川下まで、バリューチェーンにいるあらゆる関係先に貢献できる喜びで胸がいっぱいになりました。多様な機能を備えている商社だからこそ提案できることがある。総合商社で働く面白さと大きなやりがいを実感した出来事でした。

印象に残っているエピソードは?

仕事の面白さは?仕事の面白さは?

商社パーソンとして、常に新たな価値を求められるのが面白さだと感じています。メーカーが独自で営業をしたり、競合商社がいる中で、豊田通商がいる、そして私がいる意味は何なのかをいつも考えています。そこで大事なのは、しっかりと顧客やサプライヤー、市場のニーズを掴んでいくこと。現地・現物・現実をグループウェイに掲げる豊田通商だからこそ、現場に入り込み、真のニーズを掘り出せる。新たな提案を行っていけるチャレンジングで面白いフィールドは、まだまだあります。それがバリューチェーンに豊田通商がいる意味だと思い、やりがいを感じます。

ご自身のビジョンを教えてくださいご自身のビジョンを教えてください

商社の存在意義、それは変化を生み出し、次の市場を開拓していくことだと思います。そこでリーダーシップを持ち先導していくこと、それこそが多様なサプライヤーからの期待を背負う私たちの使命だと思います。そのためには、既存の枠組みや価値観を打破していくことが欠かせません。現在、豊田通商はDiversity & Inclusionを推進し、さまざまな価値観を持つ社員が融合できる組織づくりが進められています。私が働く北米では分野の垣根を越えて駐在員が集まり、新規ビジネスを発表するイノベーション会議を開催しています。さらに、現地社員へもこの取り組みを広げていく予定です。このような環境を最大限活用し、現状に満足することなく少しでも世の中に貢献できるよう挑戦し続けていくこと、それが私のビジョンです。

ご自身のビジョンを教えてください

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※所属部署及び内容は取材時のものです。