社員INTERVIEW

ELV事業 杜 雨菁USEI TO [2021年入社]ELV事業 杜 雨菁USEI TO [2021年入社]
ELV事業 杜 雨菁USEI TO [2021年入社]
from JAPAN/Nagoya

Q1 入社動機を教えてくださいQ1 入社動機を教えてください

私のルーツは中国にあり、幼少期から日本で育ちました。中国に関する話は両親を通じて聞いていましたが、両親の見解だけに頼らず、自分自身の判断軸を持ちたいと考え、中国の大学に進学しました。就職活動を進める中で、将来は日本と中国に関わりながら、社会課題を解決できる仕事がしたいと考えていたところ総合 商社の存在を知りました。特に豊田通商の「現地・現物・現実」を重視する考え方に深く共感し、私が大切にしている価値観と重なったため入社を決めました。

入社動機を教えてください

Q2 現在のお仕事を教えてくださいQ2 現在のお仕事を教えてください

入社後、サーキュラーエコノミー本部に配属となり、自動車メーカーの工場から発生するスクラップ(金属の切りくず)のリサイクル事業に携わりました。
現在は、国内のELV(=End of Life Vehicle(使用済み自動車))の発生元や自動車メーカーにアプローチし、ELV由来の資源循環を促進する仕組みづくりをしています。また、鉄や貴金属などのリサイクル業務を担う豊田通商のグループ会社の主管業務で新規案件を推進しています。

Q3 働く中で得たもの、学んだことはありますか?Q3 働く中で得たもの、学んだことはありますか?

入社してから豊田通商の「現地・現物・現実」を実感しています。例えば自動車の解体に関しても、単にバラバラにすれば良いというわけではありません。自動車は多種多様な部品や素材で構成されており、解体の工程も解体業者によって大きく異なります。10社あれば10通りの解体方法があり、重機を用いる業者もあれば、手作業で行う業者もあります。製造業のように決まったものを決まった数だけ生産できるわけではないので、どの業者がどのような解体方法を用いて、どのような素材が回収されるのか、実際に現地に足を運ぶことで初めて理解することができました。

働く中で得たもの、学んだことはありますか?

Q4 ビジネスを進める上で大切にしていることは?Q4 ビジネスを進める上で大切にしていることは?

現地に足を運び、お客さまが今抱えているお困りごとに対して豊田通商として何かできることはないかと常に考えています。ある解体業者が部品を輸出する際のコストが上がって困っているということをお聞きし、豊田通商のさまざまな機能やネットワークを活用して、お困りごとの解決につながる方法を模索した結果、コスト削減につながるご提案をすることができました。
豊田通商ではお客さまが本当に困ってることは何なのか、現地の声を直接聞いて確認することが求められますし、私自身も何かあればお客さまから相談してもらえるような関係づくりを常に大切にしています。

Q5 ビジネスのビジョンを教えてくださいQ5 ビジネスのビジョンを教えてください

欧州を中心とした環境規制は今まさに変換期を迎えています。欧州が掲げるELV指令では、ELVの環境負荷を軽減し、リサイクル率を向上させることを目的としており、自動車の主要な輸出国である日本にとっては重要課題です。持続可能な社会の実現に向けて、自動車全体のマーケットから自動車由来の資源を確保し、リサイクル材として有効活用することで自動車のサーキュラーエコノミーを維持していく仕組みづくりを引き続き進めていきたいと思います。
また、日本とはマーケットが異なる海外において、どのようにELVを集めて解体して資源を確保していくのかということもミッションとして取り組んでいるところです。

ビジネスのビジョンを教えてください

Q6 ご自身のビジョンを教えてくださいQ6 ご自身のビジョンを教えてください

私が所属するサーキュラーエコノミー本部では、海外実習に行かせていただく機会が多い方ではあるのですが、もし私もその機会を頂けたら、現地でのELV事業の実現に貢献したいです。日本と外部環境や法規制が異なる海外では日本の事業モデルをそのまま移植することはできないので、日本で学んだ知見を活かしながら、現地のELV事業をもっと加速していけるような役割を担っていきたいと思っています。また、ELVを軸とした新たな事業の実現にも挑戦していきたいです。

ご自身のビジョンを教えてください

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※所属部署及び内容は取材時のものです。